【中国時報】台北市教育援助基金へ寄付 蔡さんが最高額


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 台北市の教育局は、功文(こうぶん)文教機構の蔡雪泥(さいせつでい)さんが同局の教育援助基金に最も長く、最も多額の支援をし続けていることを明らかにした。同基金は経済的に恵まれない子どもたちへの奨学基金で、1人当たり5万円前後を支給する。

 蔡さんは過去9年間にわたり、功文文教機構として210万元(約700万円)を寄付。112人に支給された。蔡さん自らも「台北市蔡雪泥慈善基金会」を設立しており、台北、台中、高雄の教育や地域の行政機関に寄付を続けている。
 台北市の支援基金は1997年に設立され、ことし9月までに9万4千人を超える学生に、総計2億8千万元(約9億4千万円)の支援を行ってきた。しかし現在基金は1500万元(約5千万円)と減少しており支援を呼び掛けている。