平和創造展示始まる 本紙カメラマン山城博明氏の作品79点 読谷村役場


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写真を撮った当時の様子などを解説する山城博明氏=1日午前、読谷村役場1階ロビー

 【読谷】米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが沖縄に強行配備されてから1年を迎えた1日、読谷村役場1階ロビーで「第26回平和創造展 オスプレイ強行配備から1年。~復帰後の基地被害を振り返る~」(主催・読谷村、共催・琉球新報社)が開幕した。25日まで。

 琉球新報社写真映像部カメラマンの山城博明氏が写した大型写真など、迫力ある79作品が並ぶ。
 読谷村出身で、復帰後初の知事を務めた屋良朝苗氏や、米軍ヘリ沖国大墜落事故、オスプレイの普天間飛来を写した作品なども、新聞記事とともに展示している。
 開幕式で石嶺伝実読谷村長は「時代に翻弄(ほんろう)され続ける沖縄のこれまでとこれからを、報道カメラマンの視点を通して考えたい」と話し、多くの来場を呼びかけた。
 入場無料。土、日曜と14日は休み。問い合わせは読谷村役場企画財政課、電話098(982)9205。
【琉球新報電子版】