辺野古移設早期推進で一致 日米防衛相会談


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 【東京】小野寺五典防衛相は3日、防衛省でヘーゲル米国防長官と会談した。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設や在沖海兵隊のグアム移転など米軍再編を早期に推進することで一致した。両氏は米軍再編推進が沖縄の負担軽減につながるとの認識を確認した。

 会談で小野寺氏は、普天間飛行場に配備されている垂直離着陸輸送機MV22オスプレイについて、日米合同委員会で合意した安全確保策の順守を徹底するよう求めた。これに対してヘーゲル氏は「引き続き安全な運用に配慮する」と強調した。
 会談では、日米で合意しているオスプレイの訓練移転について、具体的な協議はなかったという。
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