台風23号、5日に暴風域の可能性


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 台風23号は3日午前9時現在、那覇の南南東約720キロの海上にあり、時速10キロで北へ進んでいる。沖縄気象台によると、台風は今後発達しながら北西に進み、5日午後には沖縄本島地方や先島諸島に最も接近し、暴風域となる可能性がある。

 沖縄地方は大陸の高気圧と台風23号との間で気圧の傾きが大きくなっているため、先島諸島や久米島では北東の風が強く、本島地方では3日夜の初めごろから北東の風が強く吹く見込み。気象台は強風と高波に注意を呼び掛けている。
 台風23号の中心気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートル。中心から半径280キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。
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