外相、防衛相が沖縄訪問へ 普天軽減策を説明


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 岸田文雄外相と小野寺五典防衛相は8日に沖縄県を訪問する方針を固めた。沖縄県の仲井真弘多なかいま・ひろかず知事と会談し、日米両政府が3日の共同文書で取り上げた沖縄の負担軽減策を説明。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県内移設への理解も求める見通しだ。政府筋が4日、明らかにした。
 両閣僚が知事との会談を重視するのは、普天間飛行場の同県名護市辺野古への移設には知事の埋め立て許可を得る必要があるため。会談では、返還予定の米軍基地への立ち入り容認や、普天間に配備された輸送機オスプレイ訓練の県外・国外移転を進めるとした軽減策の具体的内容を伝えるとみられる。
(共同通信)