台風23号 本島、宮古島、あす夜に暴風域の可能性


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台風23号の接近で荒れる波=4日午前6時45分、南城市玉城の奥武島

 台風23号は、4日午前9時現在、南大東島の南南西約440キロの海上にあり、ゆっくりと北へ進んでいる。沖縄気象台によると、沖縄本島地方と宮古島地方が5日夜、石垣島地方が6日未明から明け方に風速25メートル以上の暴風域に入る可能性がある。沖縄地方全域に強風注意報が発表されており、気象台は強風と高波に警戒を呼び掛けている。沖縄本島地方と宮古島地方は4日夜、風速15メートル以上の強風域に入る見込み。

 台風23号の中心気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートル。中心から半径110キロ以内は暴風域で、中心から半径330キロ以内は強風域となっている。
 4日の航空便は各社とも平常運航が予定されているが、那覇と離島を結ぶ便で、出発した空港に引き返す可能性があるなどの条件付きの運航になる可能性があるという。
【琉球新報電子版】