台風24号が接近、あす南北大東、本島暴風域に


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 強い台風24号は6日午後3時現在、南大東島の南東約550キロにあって、発達しながら時速約35キロで西北西へ進んでいる。大東島地方は7日朝から、本島地方は同日昼過ぎから風速25メートル以上の暴風域に入る見込みだ。台風23号の影響が残る県内では海がしけや大しけとなっており、気象台では台風24号の急速な接近に、一層の警戒と対策を呼び掛けている。

 6日午後3時現在、台風24号の中心気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルで、中心から半径90キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いている。中心の北東330キロ以内と南西220キロ以内では風速15メートル以上の強風が吹いている。
 7日は空の便にも影響が出そうだ。南北大東発着便で午前中から、那覇、久米島、奄美地方発着便で昼ごろから影響が出る見込み。本島地方、大東島地方を中心に、台風23号の影響が残る先島諸島での船の便にも大きく影響が出そうだ。
 7日の運行について沖縄都市モノレールは未定、路線バスは始発から運行予定だが、いずれも天候を見て運休の判断をする。
【琉球新報電子版】