【台風24号】県が災害警戒本部 台風23号被害は2億9100万円


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 県は台風24号の接近に伴い、7日午前0時10分に又吉進知事公室長を本部長とする災害警戒本部を設置した。同日午前10時30分には業務停止命令を出し、職員の退庁を促した。
 県は沖縄地方に5日に最接近した台風23号に関する被害関連部局長等会議を7日午前に開き、24号に対する警戒態勢を含めて意見を交換した。
 仲井真弘多知事は会議で「24号が間もなく接近する。被害の情報収集を含め、対応、対策をしっかりしてほしい」と呼び掛けた。
 台風23号の農作物被害について農林水産部は、県全体でサトウキビを中心に約2億9100万円と報告した。内訳は本島中南部が約4800万円、宮古地域が約1億9900万円、八重山地域(石垣市のみ)が約4400万円。