台日関係「前進」 台北駐日代表処、建国祝賀会で粘処長


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県内経済界などから約500人が参加した中華民国102年国慶節祝賀レセプション=8日、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー

 台北駐日経済文化代表処那覇分処(粘信士処長)は8日、中華民国(台湾)の建国を祝う「102年国慶節祝賀レセプション」を那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューで開催した。仲井真弘多知事をはじめ県内の経済界代表ら約500人が出席した。

 主催者あいさつで粘処長は「台湾と日本の交流関係は40年来で一番良い時期だ。台日オープンスカイ協定や台日漁業協定の締結など大きな前進があった」と強調した。
 一方、台沖関係について粘処長は「八重山台湾親善交流協会の成立や宜野湾市議会台湾友好議員連盟の発足もあり、今後双方の関係が一層向上していくことを確信している」と話した。