「新校舎ぴかぴか」 豊見城市立座安小、盛大に入校式


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 【豊見城】豊見城市立座安小学校(横山芳春校長、416人)の新校舎入校式が3日、同校の体育館で行われた。新校舎は老朽化に伴い、2012年10月から建設が進められ、9月に完成し、9月末から引っ越し作業が行われた。式には全校生徒をはじめ職員、宜保晴毅市長、屋良国弘市議会議長らも出席し、祝辞を述べたほか吹奏樂部の演奏や、校歌斉唱で新校舎の完成を祝った。

 横山校長は「待ちに待った県内で一番新しい校舎が完成した。感謝の気持ちで新校舎での生活を始め、皆さんが県の発展を担う人に育つことを願います」と呼び掛けた。
 児童を代表し米須大一郎君(6年)は「新校舎はとても広く、ぴかぴかで使いやすい。やさしく見守ってくれた旧校舎に感謝し、新校舎で仲良く楽しく学び合いたい」と喜びを語った。
 新校舎は、鉄筋コンクリート造4階建ての延べ面積は5839平方メートル。事業費は約10億5千万円。
 身障者用エレベーターなどバリアフリーに配慮、体育館、プールなど渡り廊下を利用し児童がスムーズに移動できる。省エネルギーの観点からLED照明を採用、屋上には太陽光発電設備を導入予定。
 校門などの外構工事、運動場の整備工事中で、13年度内に工事が完了する。

校歌斉唱し、新校舎の完成を喜ぶ児童ら=3日、座安小
完成した座安小の4階建ての新校舎