えっ、竜巻!? 宮古島で“漏斗雲”発生


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宮古島市の久松漁港付近上空で発生した漏斗雲=9日午前11時15分ごろ、宮古島市役所平良庁舎から撮影

 【宮古島】宮古島地方気象台によると、9日午前11時12分ごろ、宮古島市の久松漁港付近の上空で漏斗(ろうと)雲が発生した。同気象台は同11時18分から午後2時半まで竜巻注意情報を出し、注意を呼び掛けた。

 漏斗雲は竜巻の渦が地上に達していないものを指す。最初は渦が少し出ている程度だったが、徐々に長さを増していく様子が確認された。同気象台によると渦が地上に達することはなく、午前11時18分に漏斗雲は消えた。
 9日の宮古島は、太陽光で温められた地上付近の湿った空気が上昇し、局地的に積乱雲が発生。竜巻が発生しやすい状況になった。