オスプレイ、宜野座民間地100メートル先で訓練


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 【宜野座】在沖米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが9日、米軍キャンプ・ハンセンの宜野座村松田側にある着陸帯「アウル」や「ホイップアーウィル」で訓練を実施した。

村などによると、両着陸帯でオスプレイの訓練が確認されたのは初めて。2カ所とも民間地から約100メートルしか離れていない。
 両着陸帯はオスプレイの訓練が想定される着陸帯の環境影響を事前に調べた環境レビューに記載されている。着陸帯アウルはハンセン内で最も民間地に近い。
 アウルから約100メートル離れた場所で牛舎を営む仲間秀明さん(53)は「米軍ヘリ宜野座墜落事故もあったので、近くで事故が起きないか不安だ」と語った。