ロボットに大興奮 沖縄こどもの国で「ロボトモ展」


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「ロボトモ展」で日本の最先端ロボットと触れ合う来場者=6日、沖縄こどもの国のワンダーミュージアム

 【沖縄】日本の最先端ロボットと触れ合う「ロボトモ展」(沖縄市主催)が5日、沖縄こどもの国ワンダーミュージアムで開幕した。6日にオープニングセレモニーが行われ、二足歩行や人間の言葉を理解するロボットと初めて接した子どもたちは、興奮した様子で会場を見て回った。

 セレモニーには二足歩行ロボット「アシモ」が「こんにちは」と手を振りながら登場。頭を下げておじぎするなど、人間のような愛嬌(あいきょう)あるしぐさに子どもたちは興奮して拍手で応えた。アシモは小走りや片足立ちなど自由自在な歩行を披露。音楽に合わせてダンスも踊って観客を驚かせた。
 同日のイベントでは、コンピューター制御で動く電動楽器に合わせて、歌い踊る「明和電機」の生ライブも行われた。来場者らは、カチャーシーを踊る「ネクステージ」や、人間の言葉を理解して質問に答える「アプリポコ」などのロボットとも遊んだ。
 そのほか、コンピューターグラフィックス(CG)を活用した画面上のロボットで遊べるコーナーも設置された。
 アプリポコと会話をした那覇市立銘苅小1年の稲福恵佑君(7)は「歩くロボットはすごい。会話するのも初めての経験でとても楽しかった」と笑顔で話した。
 同イベントは12月1日まで。アシモは10月26、27の両日にもデモンストレーションを行う予定。問い合わせは沖縄こどもの国(電話)098(933)4190。