県選手団、メダル目指し気勢 全国障害者スポーツ大会結団式


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
「第13回全国障害者スポーツ大会」県選手団結団式であいさつをする宇江城章人選手(前列中央)と県選手団=10日午前、那覇空港2階ウェルカムホーム

 東京都で12日から開催される「第13回全国障害者スポーツ大会」(日本障害者スポーツ協会など主催)の県選手団結団式が10日、那覇空港2階のウェルカムホールで開かれた。県からは個人競技6種目に30人、団体競技3種目に37人の計67人が出場する。選手たちはメダルの獲得を目指して「エイエイオー」と気勢を上げた。

 結団式では県福祉保健部障害保健福祉課の大城壮彦課長が開会式で県選手団の旗手を務める上与那原寛和選手(42)に県旗を授与した。上与那原選手は「今回の大会出場選手の中から7年後の東京パラリンピック選手が生まれるかもしれない。期待感の大きな大会だ」と話した。
 選手代表として、陸上競技のソフトボールと100メートル走に出場する宇江城章人選手(26)が「自分の持っている力を精いっぱい発揮して、メダルと思い出をいっぱい持って沖縄に帰って来ましょう」とあいさつした。
 12日に東京都調布市の味の素スタジアムで行われる開会式を皮切りに、都内各地で14日まで熱戦が繰り広げられる。
【琉球新報電子版】