県勢活躍、好スタート 東京で全国障害者スポ開幕


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「第13回全国障害者スポーツ大会」の開会式で観客の声援に手を振って応える県選手団=12日午前、東京都調布市の味の素スタジアム

 【東京で赤嶺玲子】12日に東京都調布市の味の素スタジアムで開幕した第13回全国障害者スポーツ大会「スポーツ祭東京2013」で、県勢は7競技に出場し、金メダル4個、銀メダル2個、銅メダル1個を獲得し、好スタートを切った。

 秋晴れの中で行われた開会式では、旗手の上与那原寛和選手を先頭に、県勢が爽やかな笑顔で入場した。会場は選手たちへの声援と拍手に包まれた。
 全国から4249人が参加し、正式競技13種目とオープン競技17種目で14日まで熱戦を繰り広げる。県からは個人競技6種目に30人、団体競技3種目に37人の計67人が出場する。
 個人競技の部では、水泳女子25メートル自由形で國頭藍子選手(26)、同男子25メートル自由形で屋比久一男選手(77)、陸上男子800メートルで上与那原選手(42)、プラスチック製の投てき物の飛距離を競うジャベリックスローで吉田晋介選手(38)がそれぞれ金メダルを獲得した。
 同ジャベリックスローで冨名腰尚志選手(28)、袋に豆などを詰めたボールの飛距離を競うビーンバックで吉永安行選手(54)が銀メダルを獲得した。大久保篤志選手(41)は同800メートルで銅メダルを勝ち取った。
 団体競技では、知的障害者サッカーで県勢は岐阜を2-0で下して初戦を突破した。知的障害者女子バスケットボールの初戦は秋田に30-106で敗れた。