ヌルヌル相撲、土俵で珍プレー続出 今帰仁村総合まつり


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滑る足元に苦戦する参加者=9月29日、今帰仁の駅そーれ横広場特設ステージ

 【今帰仁】第4回今帰仁村総合まつり(同実行委員会主催)が9月28、29の両日、今帰仁の駅そーれ横広場周辺で開かれた。29日には「第1回ヌルヌル相撲今帰仁場所」が初開催。土俵も体もローションまみれで、珍プレー続出の笑いの絶えない大会となった。

 大会はローションを体に塗りたくった成人男性3人でチームをつくり、村内外から8チームが出場してトーナメント戦が行われた。足場が滑りやすくて勝敗の予想が難しい取組は白熱し、ユーモラスな場内アナウンスも相まって盛り上がった。地元青年会の「とおると愉快なレスラー達」が優勝した。
 ヌルヌル相撲に同級生チームで参加した島袋誠さん(38)=村与那嶺=は「とても面白い競技だった。また参加したい」と笑顔で話した。企画運営した村青年会の上間哲朗会長は「終了後、観客の女性から『次回は女性も参加できるようにしてほしい』と声を掛けられてうれしかった。ぜひ続けて規模を拡大したい」と意気込んだ。
(新城孝博通信員)