台風２６号、大東島夜にも暴風域　本島はあす以降強風

　沖縄気象台によると大型で強い台風２６号は１３日午後６時現在、フィリピンの東にあり、時速１５キロで発達しながら北北西に進んでいる。気圧の傾きが急なため、大東島地方では１２日から風速１５メートル以上の強風が吹いているが、台風２６号の強風が吹き始めるのは１４日昼ごろから、風速２５メートル以上の暴風域に入るのは同日夜遅くになる見込み。

　本島地方が強風域に入るのは１５日以降の見込み。大東島地方の東側を北上するとみられており、本島地方が暴風域に入る可能性は低いという。
　大東島地方の沿岸海域は１４日明け方には大しけとなり、夜には猛烈なしけとなる見込み。本島地方も波が高くなり、次第にしける見込みで、沖縄気象台では高波への厳重な警戒を呼び掛けている。
　台風２６号は中心気圧が９５０ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は４０メートル、最大瞬間風速は５５メートルで、中心から半径１５０キロ以内では暴風が吹き、中心の南東側と北西側５６０キロ以内では強風が吹いている。