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剣道の第2回佐久川杯優勝大会が13日、那覇市民体育館であり、社会人の部は昨年覇者の那覇市を代表戦の末に沖縄市が破り、初の頂点に立った。
高校の部男子が興南A、女子は那覇が優勝し、中学の部は男子が興南、女子は浦添が勝った。小学生の部は大道塾が勝利した。(記録は後日掲載)
◆連敗許さず代表戦勝利/沖縄大将・又吉
決勝は先鋒(せんぽう)、次鋒と、連続白星で出だし好調だった沖縄市だが、昨年覇者の那覇市を打ち破るのは容易ではなかった。中堅、三将が破れ、3―2とリードで迎えた大将戦、又吉伊吹木は「少し迷いがあり、雑になってしまった」と、相手にメンを取られ代表戦にもつれ込んだ。
代表戦は、大将同士の再戦だった。攻撃的な相手に一歩も引かず、足を使って果敢に技を仕掛け続けた。しばらくにらみ合いが続いたが「空いているところが見えた」(又吉)と一瞬の隙を突いてメンを奪った。
「久々に気持ちよく入った」と振り返る勝利の立役者は「まだまだ修業の身。もっと精進します」と笑顔で語った。