【中国時報】復興航空 機長候補に2女性


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 30代の打たれ弱い、いわゆる「いちご族」の就労問題が深刻化する中、台湾の復興航空に2人の30代女性機長候補者が誕生し、話題を集めている。今後、海外での研修、国内での副機長経験などを積み、機長に着任する。

 機長資格を取得したのは、鄭凱欣(ていがいきん)さんと陳曲芸(ちんきょくうん)さん。いずれも他社の機長資格試験に一度失敗した後、民間や政府機関に勤めながら、理数関係の勉強や英会話学校に通って英語力の強化など努力を続けてきた。
 現在、台湾の大手民間航空会社に所属する女性機長は中華航空が50人、エバエアーが40人、復興航空が7人と5%程度。資格取得の難しさで定評の職種だが、約50万円の高額月収が魅力とされており、台湾では人気職種トップ5に数えられている。