台風26号 大東島は昼前まで暴風、本島に強風注意報


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台風26号(14日21時現在)

 沖縄気象台によると、大型で非常に強い台風26号は14日午後9時現在、南大東島から東南東に約360キロの距離にあり、時速25キロで北北西に進んでいる。午後11時半現在、大東島地方は暴風域に入っていないが、気圧の谷の影響で25メートルの暴風が吹いている。

午後11時20分、北大東空港で最大瞬間風速28・3メートルを記録した。沖縄気象台は午後4時7分に暴風警報を大東島地方に出した。台風は15日朝、大東島地方に最接近し、暴風は昼前まで続く見込み。気象台は14日午後0時17分、沖縄本島地方に強風注意報を出した。
 午後9時現在、中心気圧は935ヘクトパスカル。中心付近の最大瞬間風速は60メートル、最大風速は45メートル。中心から半径190キロ以内では風速25メートル以上の暴風、中心の北東側700キロ以内と南西側600キロ以内では風速15メートル以上の強風が吹いている。大東島地方の沿岸海域は15日、波の高さ9メートルの猛烈なしけとなる。沖縄本島地方も同日、6メートルの大しけとなる。台風は15日午前9時ごろ、南大東島の東約280キロの海上に位置し、そこを中心とする半径280キロ以内は暴風域に入る恐れがある。