パヤオに舞う黄金の魚体


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 10月11日、川原明ファミリーは台風の合間を縫って4~5キロのメバチマグロが釣れているという糸満パヤオに出掛けた。午前6時に糸満漁港を出船、1時間少しで中層パヤオに到着。早速エビングでメバチマグロを狙うが、釣れるのは1~2キロのキハダマグロ。しばらく粘ってみるが、釣れるのは小型のマグロばかりなので、近くのパヤオにポイント移動した。

 ここでも釣れるのは小型のマグロのみで、大物は7キロのマンビカーが釣れたのみ。午前10時すぎに3回目のポイント移動。エビング仕掛けを下ろすと、すぐにマグロのアタリがあり、2キロ平均のマグロ入れ食い状態で、時々4~5キロのメバチマグロも釣れた。表層狙いのフカセ釣りでは5~10キロのマンビカーが次々にヒットして、黄金色に青い宝石がちりばめられた魚体をくねらせて、海面を割って豪快にジャンプを繰り返す。

 アングラーの川原恵さん(東レフィールドスタッフ)と川原萌乃さんは、本土では味わうことの少ない、次々にヒットする大型魚の引きを堪能。用意した大型クーラーボックスはたちまち満杯となり、午後2持に納竿となった。

 パヤオではこれから、シイラやマグロはさらに大型になり、豪快な釣りが楽しめる。釣船・アリサ(電話)090(8290)4638、宮城船長。

 県内150人のフカセ釣り師が参加して2013年ドリームオープンカップ磯が10月11~13日に開催された。台風の合間を縫っての大会だったが、会場には次々に魚が持ち込まれ、フカセ対象魚5尾までの総重量で順位を競った。結果は次の通り。

▼1位=天久泉信(9.57キロ)

▼2位=宮平聖士(9.38キロ)

▼3位=新里淳(8.88キロ)

▼4位=豊里友長(8.53キロ)

▼5位=棚原優(7.11キロ)

(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

10月11日、糸満パヤオで5~10キロのマンビカーをった川原萌乃さん(左)と川原恵さん
10月8日、泊海岸で67.5センチ・5.05キロのミーバイを釣った宮國勇多さん
10月13日、ドリームカップで上位入賞した(左から)宮平聖士さん、天久泉信さん、新里淳さん
10月9日、糸満海岸で75センチ・5.6キロのムネアカクチビを釣った儀間光さん
10月2日、石垣島東海岸で108センチ・16.7キロのロウニンアジを釣った下里肇さん(フィードマン)
9月30日、読谷沖で101センチ・6.55キロのマンビカーを釣った徳里優也さんチームOLT
9月19日、中城海岸で57.5センチ・2.76キロのタマンを釣った辺野喜英史さん
9月27日、豊崎海岸で55センチ・2.91キロのカースビーを釣った伊藤久さん