【久米島】久米島に初秋の訪れを告げるショウキズイセンの花が満開を迎え、道行く人の目を楽しませている。
ヒガンバナ科に属するショウキズイセンは、真っすぐに伸びた花茎の先に複数の鮮やかな黄金色の花を咲かせる。
久米島空港からナガタケ松並木に続く約700メートルにわたる県道沿いには、2007年から2年間で約5万個の球根が植えられ、今では黄色いじゅうたんを敷き詰めたように群生が見られる。花畑をバックに記念撮影する観光客も多く、季節限定の観光スポットとして定着しつつある。
今年は咲き始めたのが9月初旬。一気に芽が出ずに、まだ開花を待つつぼみも多いので、例年より長く楽しめそうだ。(盛長容子通信員)