台風27号 23日、大東島地方に接近か


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台風27号と26号の動き

 非常に強い台風27号は20日午後9時現在、フィリピンの東海上にあり、時速10キロで北西に進んでいる。沖縄気象台によると、台風はこのまま勢力を維持したまま北上、23日にも大東島地方に接近する恐れがある。

 気象台によると、大陸から張り出した高気圧と台風の間で気圧の傾きが大きいため、宮古島では21日に最大風速15メートルを予想し、22日には沖縄地方各地でも風が強くなる見込み。また、沖縄地方の沿岸海域ではうねりを伴い、波も高く、21日には4メートルを予想している。
 台風の中心気圧は925ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートル。