【名護】第26回東京国際映画祭との提携企画で、日中平和友好条約締結35周年記念イベント「2013沖縄・中国映画週間」のオープニングセレモニーが20日、名護市の万国津梁館で行われ、中国からの映画監督や俳優ら多数の関係者が出席した。
何平(フーピン)監督は「中国作品を見て好きになってほしい」と呼び掛けた。
期間中の21日は、沖縄美ら海水族館イベントホールで「映画と旅」日中合作シンポジウムが行われる。日本未公開の作品も含む8本の中国映画を23日まで名護市立中央図書館で上映する。
同イベントは、12年の10月末に予定されていたが、日本政府の尖閣諸島の国有化をめぐり日中関係が悪化していたことから中止となっていた。
開催地である名護市の親川敬副市長は「(イベントが)日中友好の懸け橋となることを期待したい。沖縄独自の自然や文化、人々の温かさに触れてもらえたら光栄だ」とあいさつした。