G杯でオキナメジナ連発


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 10月20日、通称那覇一文字を舞台に第32回G杯争奪全日本がま磯グレ選手権予選が開催された。早朝は好天に恵まれたが、9時ごろから風が強まり、前半戦に釣果が多かった。

 南堤防に渡った津波古良仁さんは午前6時から競技開始。コマセを撒(ま)くと、餌取りの魚は集まってくるが、本命の魚は見えなかった。8時前になってオキナメジナがテトラ際を出入りしているのを発見。仕掛けをコマセに同調させ狙っていると、ヒット。慎重にやり取りをして、タモに納まったのは780グラムのオキナメジナで、初の栄冠を手に入れた。

 本大会では他にも2尾のオキナメジナが釣れ、上位3人がオキナメジナを釣るという釣果に恵まれた。なお、上位2人は第32回G杯争奪全日本がま磯グレ選手権本戦出場を手に入れた。

主な結果は次の通り。

▼1位=津波古良仁(B1、オキナメジナ、780グラム)

▼2位=嵩原康太(A1、オキナメジナ、760グラム)

▼3位=比嘉毅利(B2、オキナメジナ、740グラム)

 全国一斉釣り場清掃の日の20日、宜野湾新漁港には、市内の少年野球チームを含む450人のボランティアが参加して、2トンダンプ2台分のごみを回収した。タマンの稚魚5千尾を船と陸から放流した。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

10月20日、第32回G杯争奪全日本がま磯グレ選手権でオキナメジナを釣って上位入賞した(左から)嵩原さん、津波古さん、比嘉さん
10月20日、宜野湾新漁港に集まったボランティアの皆さん
10月12日、西崎で55センチ・1.8キロのトカジャーを釣った鹿川拓巳さん
10月20日、那覇一文字で114センチ・18.8キロのロウニンアジを釣った下地孝明さん
10月13日、伊平屋で49.7センチ・1.95キロのトカジャーを釣った棚原優さん
10月2日、石垣島サザンゲート下で52.5センチ・2.5キロのミーバイを釣った浦添正郁さん
10月12日、残波岬で121センチ・9.9キロのマンビカーを釣った大井雄太さん
10月13日、前兼久漁港で60センチ・3.2キロのカンムリベラを釣った長浜卓人さん
10月20日、読谷海岸で640グラムのアオリイカを釣った粟国大和さん