コラソン3敗目 トヨタ紡織九州に22―23


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 日本ハンドボールリーグ(JHL)の琉球コラソンは26日、鹿児島県の姶良市総合運動公園体育館でトヨタ紡織九州と対戦し、22―23で敗れた。
 コラソンは10―9で迎えた後半、一時3点にリードを広げたが、6連続失点で逆転を許すなどし、終盤にはミスで流れを失った。

コラソンは2勝3敗となり、順位は6位(暫定)で変動はなかった。次戦は11月3、4日、浦添市民体育館でのホーム2連戦で、3日は大崎電気と、4日は豊田合成と対戦する。

トヨタ紡織九州(3勝2敗)
 23―22(9―10,14―12)
琉球コラソン(2勝3敗)

◆コラソン、次戦に全力 POへ正念場
 同じ2勝2敗で、5位のトヨタ紡織九州と6位の琉球コラソン。プレーオフ(PO)進出を見据え、譲れない一戦を落とし、コラソンの選手たちはコートでうなだれた。
 序盤からシーソーゲームの展開だったが、コラソンが守備でリズムを作って先攻していた。崩れたのは後半に入ってから。3点のリードを奪った後、退場者を出すと一気に逆転を許した。残り20秒を切って相手が1人退場した場面で、サインプレーのミスが出たのも痛かった。
 「攻め方のバリエーションを増やさないといけない」と主将の水野裕紀。この日はトヨタ紡織九州から新加入したポスト松信亮平もけがから復帰し、今季初出場を果たした。PO進出へ黄信号がともるが、総力戦で望みをつなげたい。

◆気を引き締め2連戦に臨む
 東長濱秀吉監督の話 守備はよかったが、シュートミスとパスミスが出るときつい。せめて引き分けで終えたかった。プレーオフ進出が苦しくなってきたが、気持ちを引き締めてホーム2連戦に臨みたい。