【電子号外】沖尚、九州４強　センバツ出場濃厚に

　第１３３回九州高校野球大会第３日は２８日、北谷公園野球場などで準々決勝を行い、沖縄尚学が波佐見（長崎）に９－１で七回コールド勝ちし、来春の選抜大会出場を大きく引き寄せた。

　沖尚は初回、２番・久保柊人が右前打で出塁すると３番・西平大樹が四球で続いて１死一、二塁のチャンスを迎え、４番・安里健の左前打で先制した。四回には２死一、二塁から赤嶺謙の右前打と久保の三塁打、西平の左前打が続いて４点を追加。五回にも４点を奪って波佐見を大きく引き離した。先発の山城大智は力のある直球とタイミングを外す変化球で相手打線を寄せ付けず、走者を背負う場面でも併殺で切り抜ける力投を見せた。
　沖尚の選抜大会出場が決まれば、今春の選抜大会、今夏の選手権大会に続いて３季連続となる。