車いすラグビー 仲里進選手が日本代表キャプテンに


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ウィルチェアー(車いす)ラグビーの日本代表チームのキャプテンに選ばれた仲里進選手=27日、浦添市のサンアビリティーズうらそえ

 ウィルチェアー(車いす)ラグビーで、アテネ、北京、ロンドンのパラリンピックに連続出場した仲里進選手(36)=浦添市=が、11月に南アフリカで開かれる「アジア・オセアニアゾーン選手権」で、日本代表チームのキャプテンに選ばれた。

 同大会は、来年8月にデンマークで開かれる世界選手権の予選大会。日本、オーストラリア、ニュージーランド、韓国、南アフリカの5カ国が出場し、世界への切符を争う。仲里選手は「世界選手権に進むために、2位以上に確実に入る」と闘志を燃やす。
 代表メンバーの中にはパラリンピック出場経験のない若い選手も多いが、仲里選手は「遠征合宿を重ねて確実にレベルアップしている。本番でどれだけ結果が残せるか楽しみ」と期待する。世界の大舞台の経験者として、キャプテンとして、チームの先頭に立ち、世界の頂点を目指す。