【浦添】浦添市が取り組む養蚕事業に用いる桑の特産品開発と知名度向上を目的とした「第2回桑っちーコンテスト」(浦添商工会議所主催)が10月30日、浦添産業振興センターで開催された。多数の応募の中から、菓子類部門に「浦添てだ桑 桑抹茶アイス」と加工食品・料理部門に「ちゅら塩桑まぜ麺」が最優秀賞に輝いた。
受賞者たちは「浦添の新たな特産品としてPRしていきたい」と笑顔で語った。
コンテストは桑の葉粉末を使用したオリジナル料理を地域性、独自性、デザイン、味などで競うもの。書類審査、試食審査を勝ち抜いた全15作品から2作品が最優秀賞に選ばれた。
菓子類部門で最優秀賞に輝いたスノーラグーンZenエンタープライズの具志堅全友社長(46)は「桑の甘さや粘っこさを抑えるよう工夫を凝らした。商品として提供できるように検討していきたい」と笑顔を見せた。加工食品・料理部門最優秀賞に選ばれたGuuFactory麺や偶本店の米須正樹店長(30)は「桑の香りが口の中で広がるよう、桑粉末を練り込んだ。選ばれると思ってなかったので本当にうれしい」と喜んだ。
その他の受賞者は次の通り。
【菓子類部門】▽優秀賞 アオリヤの美ら恋い紅(ベーカリーアルペンローゼ)▽優良賞 てだくわロール(今を生きるHappyBerry)
【加工食品・料理部門】▽優秀賞 伊祖城壁(割烹ちばな)▽優良賞 てだこの香る桑のニョッキとウラソエスペシャル(ラ・ミロワール)