【中国時報】しょうゆ追加 3割増し不評 小龍包の有名店


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 小龍包の名店として世界的に有名な台湾の鼎泰豊(ディンタイフォン)が10月中旬から、チャーハンにしょうゆを加えるオプションサービスを有料化した。50元(約160円)の割増料金の徴収を開始したところ、利用客から暴利をむさぼっているとのブーイングが相次ぎ、27日からサービスを中止した。

 同店によると、チャーハンはオーダーが多いため、1鍋で4皿分作っているが、本来使用しないしょうゆを加えるためには、1皿ずつ調理しなければならず、その分の手間賃として別料金を徴収していた。
 台湾の市場価格でしょうゆは1リットルで85元(約300円)。チャーハン1皿に15ccのしょうゆを使用するとして、原価は1・3元(約5円)程度。50元を取るとは「しょうゆ界の40倍返しだ」と批判が殺到。急きょサービス自体を取りやめるに至った。