【中国時報】クルーズ客50万人 基隆港、那覇など路線網形成へ


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 台湾の港湾を管理する港務公司は10月24日、ことし基隆港を利用したクルーズ客が、延べ50万人を突破したことを発表した。近年不定期のクルーズ船の寄港が飛躍的に伸びており、同社では神戸や那覇、中国などを結ぶクルーズ網が形成されつつあるとみている。

 同社によると、これまで同港を利用した不定期のクルーズ客は多くて6万人余りだったが、ことしは既に15万人を突破。ことしのクルーズ客は総計で51万人を超えるとみている。
 来年はことしの52便を上回る58便が既に利用を申請。既に寄港しているスタークルーズ(本社・マレーシア)やロイヤル・カリビアン(本社・アメリカ)のほか、来年から新たにプリンセスクルーズ(本社・アメリカ)も年14回の寄港を予定している。