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【うるま】うるま市立石川図書館は「親子で記事のプレゼントを作ろう」と題した新聞活用講座を3日、同館で開催した。親子ら12人が小中学生新聞「りゅうPON!」などから選んだ記事や写真を色画用紙に貼り、お互いへのメッセージを込めた「世界で一つのプレゼント」を作った。
同館は読書週間行事の一環で、NIE(教育に新聞を)活動を取り入れた講座を初めて開催した。
参加者は新聞から「お父さんやお母さんに贈りたい記事」「子どもに読んでほしい記事」をそれぞれ選び、切り抜きに挑戦した。記事の内容などを話し合いながら、折り紙やカラーペンで彩った。
宮森小3年の福薗百栞(ももか)さん(9)は、学校で話題の映画や友達がファンの琉球ゴールデンキングスの記事を貼り、「今度一緒に見に行きましょう」とアピール。父豊さん(47)は米国ホームステイを体験した中学生の記事などを貼り、「英語を勉強して国際的に活躍してほしい」と願いを込めた。
講師の座波幸代琉球新報NIE推進室記者は「新聞を通して親子のコミュニケーションを楽しめる」と話し、榮野川敦館長は「新聞や本で活字に親しんでほしい」と述べた。