底狙いで特大クブシミ


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 11月22~24日に行われる「第3回おきなわインターナショナルフィッシングトーナメントinとまりん」のテスト釣行で、10月30日に1泊2日で慶良間へ釣りに出掛けた。

 アングラーはステップ名護店の与那城守幸さんと比嘉啓之さん。初日に渡ったのが渡嘉敷島で、トカシクビーチや阿波連漁港で300~600グラムのアオリイカや小型のクブシミ、ミーバイやガーラなどを数釣ったところで、比嘉さんは仕事のため本島へ。翌日は定期船で阿嘉島へ渡って横目則子さんと合流し、慶留間島へ渡った。

 慶留間漁港では小型のアオリイカが釣れていたが、与那城さんはクブシミ狙いで底を狙った。午後0時45分に、底に這(は)わせたエギを回収しようと竿を上げると、ずっしりとした手応え。根掛かりかと思ったが、突然動きだした。「クブシミです。5キロオーバーですよ」。狙い通りにクブシミがヒットして、笑みが溢(あふ)れる与那城さん。

 しかし、ヒットしたクブシミはなかなか浮いてくれない。ラインを巻いては引き出されたりを繰り返す。8分後に水面に浮いたのは7.03キロのでっかいクブシミ。慶良間の海の豊かさを証明したドラマだった。大会の問い合わせは同大会実行委員会(電話)095(867)2632、またはWEBサイト http://fishingisland-okinawa.com/oift3
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

10月31日、慶留間漁港で7.03キロのクブシミを釣った与那城守幸さん
10月27日、西崎でハリス2号オキアミエサで60センチ・1.38キロのコチを釣った神谷力君(中学1年生)
10月31日、平安座海岸でカニをエサに67センチ・3.8キロのタマンを釣った石原旭さん
10月30日、恩納海岸で67.7センチ・4.31キロのタマンを釣った宮良タスクさん(T.N.F.C)
10月20日、読谷海岸で53.3センチ・2.2キロのタマンを釣った上地一輝さん(FFC)
10月27日、泡瀬一文字で71センチ・4.6キロのタマンを釣った前原敦さん
10月27日、三重城漁港で44センチ・1.7キロのカーエーを釣った宮城健司さん
10月29日、残波岬で103センチ・6.1キロのシイラを釣った大井雄太さん
10月29日、今帰仁海岸で105センチ・21.3キロのロウニンアジを釣った金城俊さん