一族130人大運動会 娘ら企画、本土含め4世代交流


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100人を超える人が集まって運動会を楽しむ新城さんの一族=3日、今帰仁村総合運動公園

 【今帰仁】県内はもちろん、山形県、大阪府からも参加して、一族130人が集まる家族大運動会が3日、今帰仁村総合運動公園で開かれた。同村生まれの故・新城安全さんの子、孫、ひ孫、やしゃご4世代が集い、心地よい汗を流して絆を確かめ合った。

 1991年に亡くなった安全さんが存命ならことしで数え100歳の節目となり、娘たちが主導して企画した。これまでにも3回開いており、4回目の今回は約10年ぶりの開催になる。
 安全さんの長男、堅一さん(78)を筆頭に、最年少となる仲宗根成輝ちゃん(6カ月)まで世代を超えてリレーや民踊、応援合戦などを楽しんだ。
 農業を営んでいた安全さんは、妻のトクさん(故人)と11人の子をもうけた。100年で子孫が100人を超えたことに堅一さんは「正月、旧盆もこんなに集まることはない。父の100歳に合わせて集まってくれて感謝している。言葉にできないうれしさだ」と喜んだ。
 大阪から参加した安全さんの孫に当たる川村律子さん(58)は、孫、やしゃごに当たる子ども7人を含め18人で参加した。「これでもまだまだ一部。身内の親睦が深められるので大好き」と楽しんでいた。