台湾では近年、200万元(約670万円)以下の輸入高級車の売り上げが好調で、輸入車市場でのシェアが過去5年で7、8%から14%に倍増した。
かつて輸入車が車両全体の3割を占めた時代に返り咲く勢いを見せている。
人気の車種は業界で“入門クラス”と呼ばれている200万元以下のもので、ベンツのA、Bシリーズ、BMWの1シリーズ、レクサスのCT200hなど。ベンツはことし10カ月間の売り上げが既に昨年の売り上げを突破し新記録を達成した。
レクサスの代理店・和泰汽車によると、ES、ISは納車待ちが既に500台を超えており、平均1カ月待ちの状況。円高の影響で価格も下がっており、4日に販売を開始したハイブリッド車GS300hは千台の受注を見込んでいる。