北谷町長選きょう投開票 現職、新人の一騎打ち


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(左から)野国昌春氏、渡久地政志氏

 【北谷】任期満了に伴う北谷町長選は17日、投開票される。3選を目指す革新系無所属で現職の野国昌春氏(68)=社民、共産、社大、民主、生活推薦=と、保守系無所属新人で前町議の渡久地政志氏(34)=自民、公明推薦=が米軍基地の返還跡地利用や医療福祉・子育て政策などを争点に一騎打ちの選挙戦を繰り広げた。

 前回は無投票で、8年ぶりの町長選。町制施行後33年間続く革新町政の継続か、保守町政の誕生かが焦点になる。町議補選(欠員1)も同日投開票される。
 投票は午前7時~午後8時まで町内5カ所で行われる。開票は午後9時から行い、同11時すぎには大勢が判明する見通し。
 11日現在の選挙人名簿登録者数は2万1021人(男性9883人、女性1万1138人)。

 野国 昌春氏(のぐに・まさはる)45年3月9日生まれ。町上勢頭出身。沖縄工業高卒。沖電開発取締役を経て05年に町長初当選、現在2期目。

 渡久地 政志氏(とぐち・まさし)79年5月19日生まれ。町宮城出身。沖縄大卒。05年の町議補選で初当選、3期目に基地対策特別委員長に就任。