「非常に大きな決定」 自民県連、影響は不可避


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 自民党県連所属の国会議員が公約を撤回し、県内移設を容認したことについて県連の翁長政俊会長は「国会議員が結論を出し、まとまって会見をしたというのは重い判断だ」と述べ、県外移設方針見直しの県連の再協議に対しても「大きなインパクトを与える。そういう意味では非常に大きな決定だ」と話した。

 県連の再協議については「各議員の意見はあらかた把握した。今後は取りまとめの作業に入っていく」と述べ、26日から意見集約の作業を始め、月内での結論を目指す考えを示した。
 集約作業については「県外移設の堅持、辺野古容認と多様な意見がある。議論を深めて一致点を導き出すのは大変苦しい議論になる。公約との折り合いもある」と話した。
 党本部での会見後、石破茂幹事長との会談について西銘恒三郎衆院議員から電話で報告があったという。