11月14日に泡瀬の若潮丸の当真船長から、スマガツオが好調との連絡が入り、11月20日、チームオーパのメンバーで天秤(てんびん)釣りに出掛けた。
前の週まではスマガツオが好調で、1日で20匹以上釣れた日もあったそうだが、サメが居付いてからはカツオの数が減ったとのことなので、狙いを方言でナンバーまたはナンバナーと呼ばれるヨコフェダイに切り替えて、通称ゼロセンポイントにアンカーを下ろした。
仕掛けを入れると、すぐにビタローやシルタマンなどの中小型の魚が入れ食い状態で、餌のオキアミが5分ももたない。そこで、付け餌をスルルーに切り替え、仕掛けをベタ底にしてアタリを待った。すると、餌取りのような小刻みなアタリがあり、アワセを入れると、軟調長竿(さお)が大きく曲がった。
小型電動リールのスイッチを入れるとグイ、グイと心地よい引きが手に伝わる。しばらくして海面に浮いたのは2キロほどのナンバー。これを合図に船内あちこちで竿が曲がり1~3キロのナンバーが11匹釣れた。
この日はほかにもコロダイやガーラの1~5キロや、シルタマンやヤマトビーなどが入れ食いして、クーラー満タンと大漁した。若潮丸は(電話)090(5388)4998。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)