【中国時報】中華、LCC設立へ シンガポールの会社と


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 中華航空関係筋によると、同社は近くシンガポールのタイガーエアーと共同で新たに格安航空会社(LCC)を設立する予定であることが分かった。12月の取締役会議で承認されれば、正式に設立作業に入ることにしている。

 自社傘下のLCCの新路線開設により、1割から2割の利用者が流出するとみているため、台北とバンコク、東京など便数が多く、搭乗率も高い路線には運航は予定していない。機種は現在タイガーエアーが使用しているA320となりそうだ。
 中華航空は4年前からLCCの設立を検討していたが、台湾の関連法案の不備や自社売り上げの影響を懸念し、見送られていた。今回の決定は、海外のLCCの台湾乗り入れが相次いでいることや、日本とのオープンスカイ協定の実現によるものとみられている。