![](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/legacy/uploads/img529bfc1b863bc.jpg)
那覇市議会(安慶田光男議長)は2日、12月定例会開会の冒頭で「辺野古沖移設を強引に推し進める政府に対して激しく抗議し、普天間基地の県内移設断念と早期閉鎖・撤去を求める意見書」を全会一致で可決した。自民・無所属・改革の会(久高友弘会長)の3人と坂井浩二氏(無所属)の計4人は採決の前に退席した。
意見書は「子や孫の代まで米軍基地を強要しようとしている日本政府のやり方に、激しい怒りを禁じえない」と糾弾している。
翁長雄志市長は意見書の可決後、記者の質問に「オール沖縄で私も議会も取り組んできた。中央の圧力で県民の分断が図られている中、市議会が一致した意見書を出したことはありがたい。大きな展開の礎になる」と答えた。【琉球新報電子版】