障がい越えDJ挑戦 金城みやびさん、FMとよみでトーク番組


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6日から冠番組で夢のDJに挑戦する金城みやびさん(中央)とFMとよみの安慶名雅明代表(右端)ら=2日、豊見城市のFMとよみ

 【豊見城】障がいを乗り越え夢へ一歩前進-。「障害者就労支援センターちいろば」で就労訓練を続けている金城みやびさん(19)=豊見城市長堂=が6日から同市の「FMとよみ」(安慶名雅明代表、83・2メガヘルツ)でラジオのDJに挑戦する。

「みやびの働く幸せ」と題し、ゲストとのトークを通し、障がい者の働く夢を応援する企画で、毎週金曜日午前10時半から15分間生放送する。
 知的障がい、左目の視野狭窄などハンディキャップがある金城さん。今年3月に島尻特別支援学校を卒業後、「ちいろば」に入所し、5月からFMとよみで週に1回就労実習している。
 本紙11月2日付の「てぃーだ」で「夢はラジオのDJ」と語った金城さんの思いを知り、安慶名代表が金城さんに番組担当を打診。金城さんは「ちいろば」の石垣春美所長、ジョブコーチの金城将士さんらと一緒に企画案を練り上げた。
 FM沖縄のアシスタントディレクターの母貴美子さんの影響で「ラジオDJ」を志すようになった金城さんは「緊張するが、明るく元気に伝えていきたい」を意欲を見せている。