11月30日に豊見城市で起きた米兵による飲酒ひき逃げ致傷事件に対して、公明党県本の糸洲朝則代表らは3日、外務省沖縄事務所に抗議した。被害者への賠償や容疑者の引き渡しなどを求めている。
糸洲代表らは、「県民はいつまでこのような事件、事故に耐えなければならないのか。憤まんやるかたない」と述べ(1)容疑者の引き渡し(2)被害者への賠償(3)年末年始に向けた米軍人・軍属への教育の徹底(4)日米地位協定の抜本的改正―などを求めた。
対応した高田稔久沖縄大使は「報道によると、飲酒の上での重大な事故でけしからんと思う。あらゆる関係者がしっかりと教育をしていかないといけない」などと述べた。
【琉球新報電子版】