鳥島での米軍訓練の一部移転


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 【東京】小野寺五典防衛相は6日の閣議後会見で、米海兵隊岩国基地(山口県)所属のFA18ホーネット戦闘攻撃機が米空軍嘉手納飛行場を拠点に久米島町の米軍鳥島射爆撃場で実施している空対地射爆撃訓練の一部を三沢対地射爆撃場(青森県)に移転して実施すると発表した。沖縄の基地負担軽減の一環。
 防衛省は、鳥島で実施している訓練のうち、年間最大30日間を本土に移転するとしている。
 来年1月の名護市長選が知事の埋め立ての可否判断に影響を与えないよう年内の承認を目指している政府は、沖縄の基地負担軽減によって理解を得たいとの思惑がある。
 ただ県と久米島町は、鳥島射爆撃場の返還を求めている。
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