【中国時報】「同性パートナー」法案を議会に提出


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 同性間の婚姻を認める「同性パートナー法」の法案がこのほど、立法院(台湾の国会)に提出された。同性間の婚姻を認めるか否かで、賛成派と反対派によるデモ行進などが続いており、法案の行方が注目されている。

 同法案が定めるパートナーは、いずれも20歳以上で、婚約や結婚をしておらず、血縁関係がないことが条件。既に他のパートナーがいる場合も認められない。書面による契約で成立し、役所に届ければパートナーである証明書「伴侶証」が発行される。
 両者間には夫婦同様、扶養や同居および関係を円満に保つ義務があり、相続、保険金の受け取り、納税関連での優遇も受けられるが、それぞれの肉親との姻戚関係は法的には認められず、当事者間のみの関係となる。