【中国時報】介助専用車両を導入 大手タクシー、24時間サービス


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 台湾の大手タクシー会社「台湾大車隊」はことし9月から介助タクシーの特別チームを結成している。車いす専用車両20台を導入し、24時間のサービスを行っている。電話一本で病院への付き添い、旅行や食事会への補助など各種のサポートが受けられる。

 導入したのは車いすのまま乗り込める特別仕様車。運転手は事前に補助具の操作のほか、障がい者や妊婦、高齢者への介助講習を4時間受講している。新台市では既に数社が車いす専用タクシーを導入。60台が同様のサービスを行っている。
 台北市と新北市には身障者のための「復康バス」が運行されているが、営業時間が午後6時までのため、通学や通勤、通院と利用範囲も限られており、ラッシュ時には利用が難しいという問題もあった。