名護市長選、一本化調整へ 自民幹部、島袋氏と会談も


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 来年1月19日の名護市長選で、自民党の石破茂幹事長ら党幹部が今月17日か18日にも、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設推進を掲げる島袋吉和前市長(67)を東京に呼び、同じく移設を容認する末松文信自民党県議(65)との一本化に向けて調整する方針であることが16日、複数の関係者の話で分かった。

 党本部は末松氏への一本化を目指したい考え。だが島袋氏は16日、取材に対し上京を否定した上で、「末松氏を降ろして私に一本化することはあっても、私が降りることはない」と強調しており、一本化はなお不透明な状況だ。