県勢Jリーガー激励 県サッカー協会忘年会で


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激励会で来季への意気込みなどを語る(左から)上原慎也、石川研氏、田口泰士=29日、那覇市のホテル日航那覇グランドキャッスル

 県サッカー協会の忘年会を兼ねた県出身Jリーガー激励会が29日、那覇市内のホテルで開かれた。J1名古屋グランパスの田口泰士(小禄中―千葉・流通経済大柏高出)ら3選手・コーチが来季に向けた目標などを語った。

 激励会に出席したのは、田口、J2コンサドーレ札幌の上原慎也(西原高―沖大出)、県勢初のJリーガーでJ2アビスパ福岡トップチームのGKコーチを務める石川研氏(石川高―沖国大出)。
 田口は今季、25試合出場のうち先発が18試合で、3アシストしたが「今季は納得のいく結果ではなかった。来季は全試合出場を目標に、沖縄のファンのためにも活躍している姿を見せたい」と意気込みを語った。
 上原は今季40試合に出場し、先発も31試合と大きく躍進した。「チームは8位だったが、スタメンで使ってもらえたので良い年だった。来季はJ1へ自動昇格できるようにしたい」と話した。
 石川氏は「県協会もステップアップしている。アイデアや企画をもっと出して発展していってもらいたい」と述べた。
 忘年会では、ことし1級審判員に合格した国吉真樹さん(29)や、女子2級審判員に受かった安室歩さん(小禄高3年)らも紹介された。