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ラグビーの第93回全国高校大会は30日、東大阪市の近鉄花園ラグビー場などで2回戦を行い、県代表の名護は関商工(岐阜)と対戦する。名護は29日、大阪府吹田市のグラウンドで守備の課題修正などを中心に練習に汗を流した。
関商工は昨年の1回戦でコザと対戦しており、県勢とのカードは2年連続となる。昨年はコザが35―21で勝利している。
16強入りを懸けた翌日の戦いを前に、名護は1回戦の浜松工(静岡)戦で課題に挙がった守備で前に出て当たることができるよう入念に調整した。
攻撃、守備の双方で重要な役割を果たすバックスリーの3人も次戦へ意欲を見せる。
要となるFB永野将也は「自分が勝負できるところは自分で行き、相手が出てきたら走力のある両WTBにつなげたい」とゲームに合わせてしっかり対応していく考えだ。
右WTB久高亮一郎は「FWが敵に集中する間に展開し、少ないチャンスで点を取っていきたい」、左WTB浦崎剛史郎も「FWが頑張ってキープしたボールが回ってきたら、しっかりトライを決めたい」とそれぞれ意気込みを話した。
チームはビデオで相手を研究、辺土名斉朝監督は「関商工は体が大きく、FWもサイドもどんどん来る印象がある。守備で前に出て止めていきたい。自分たちのプレーができれば結果は付いてくる。焦らず、元気に声を出していきたい」と話した。
名護は30日午後2時から、近鉄花園ラグビー場に隣接する東大阪市多目的広場で試合を行う。