児童 プロの技学ぶ 南部出身3選手、糸満で野球教室


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糸満市出身の宮国椋丞投手から指導を受ける児童=29日、糸満市の西崎球場

 【糸満】沖縄本島南部地区出身のプロ野球選手による野球教室(南部地区青年団連絡協議会主催)が29日、糸満市の西崎球場で開かれた。同地区の小学6年生約400人が参加し、基本動作などを学んだ。

糸満市出身の宮国椋丞投手(巨人)、八重瀬町出身の比屋根渉外野手(ヤクルト)、南風原町出身の新崎慎弥内野手(ソフトバンク)が講師を務めた。
 宮国投手は投球の際、「しっかりと1本足で立つことで、狙ったコースにいい球が投げられる」と説明。比屋根外野手はバットを上から振ることなどを教えた。新崎内野手は「ノックを受けている他の人の姿を見るだけでも勉強になる」と語った。
 パークタウン学童野球クラブの上原脩君(潮平小6年)は「バッティングでは顔を動かさず、しっかりとボールを見ることなど勉強になった」と話した。