12月31日午後4時ごろ、今帰仁村の古宇利大橋近くの海上に遊覧飛行中だったヘリ1機が墜落した。第11管区海上保安本部などによると、漁船が乗員・乗客3人を救助した。いずれも軽傷で、生命に別条はない。
ヘリは民間航空運送事業を営むアイラス航空(那覇市)が運航するヘリで、31日から古宇利島周辺での遊覧飛行を始めたばかりだった。墜落原因は不明で、11管などが調べている。
アイラスによるとヘリは31日午後、古宇利島を離陸。同午後4時ごろ、古宇利大橋中央部分近くの海上に墜落した。ヘリには男性操縦士1人と乗客2人が搭乗していた。墜落後、乗員らは自力で機体から抜けだし、その後近くにいた漁船が救助した。
沖縄気象台によると、名護市宮里にある名護観測所が午後4時ごろ観測した風速は北東の風1・7メートルで、県内全域で強風は吹いていなかったという。